相模原麻溝公園

大きな台風が過ぎ去った9月の三連休。

久しぶりに車でどこかに行きたいと思い家族に相談。

一番に候補として上がった場所が「相模原麻溝公園」でした。

 

どうやら文鳥の楽園があるらしい。

とか、

野生の文鳥がたくさん生息しているらしい。

とか、文鳥ラヴァーズの間で噂されている場所でした。

 

早朝、自宅のケージの掃除を小気味良く済ませ、「出せ出せ」コールを好物の小松菜で

ごまかし、日が暮れるまでには帰るから!となぜか言い訳がましく外出。

文鳥を巻いて、文鳥に会いにゆく。

 

広大な敷地をもつ相模原麻溝公園の「ふれあい動物広場」に一番近い第4駐車場に

車を停め、逸る気持ちを大人なのだからと抑えつつ足早に鳥舎へ直行。

二重の扉をくぐると、まさに文鳥の楽園がありました。

 

可愛らしい巣箱が置いてあり、その窓から1羽が顔を出していたので眺めていると

シナモン文鳥が屋根の上に着地。

すると、中からもう1羽が顔を出してきて、そのあまりの可愛さにカメラを向けながら

悶絶。

錦華鳥や十姉妹、ウズラやウスユキバトもたくさんいました。

自由に水浴びする小鳥たち。

どうやら水浴びは連鎖するようで、順番に来て羽を濡らしては木の上へ移動していました。

文鳥のなる木。

こんなにたくさんの文鳥を見たのは初めて。

人工的な巣箱による文鳥マンションは、ほぼ満室のようで居住希望の文鳥たちが

「ここで待たせていただく」と餅状になっていました。

天敵もおらず餌も食べ放題なので、体格の良い文鳥が多い。

この後ろ姿を見て「ことり!ことり!?」と愛鳥の名前を呼んでしまう。

推定30g、ビッグ文鳥でした。

鳥舎以外にもいろいろな動物たちとのふれあいコーナーがあったり、

大きな芝生広場があったりと、これからの季節のお出かけにぴったりな

場所でした。

(ちなみに、駐車場代も入場料も掛かりませんでした。)

 

頭上を飛び交うたくさんの文鳥がいても、名前を呼んで返事をしてくれたり

肩や手に止まってくれる子はいるわけがなく、

無性に家で待つかわいい子たちに触れたり、撫でたり、吸ったりしたくなり、

そのあと芝生でまったり過ごしたり、小さな秋を見つけるなんてことは全くせず、

一目散に自宅の文鳥たちの元へ帰りました。

文鳥、野生の文鳥はさんで、また文鳥。

狂っていますね!

文鳥狂いのみなさんも是非、文鳥の楽園へ行ってみて下さい。