ことりたちの春

 

 

千葉県行徳の首都高速湾岸線沿いに「市川野鳥の楽園」という名の鳥獣保護区が

あります。

宮内庁の「新浜鴨場」と合わせた面積は約83ヘクタールで、日本でも有数の渡り鳥の

生息地となっています。

 

しばらく歩くと、望遠カメラを構えた人々の群れ。

カメラののレンズの先を目で追うと、腹の色がオレンジの「ジョウビタキ」が一羽。

手持ちのコンパクトカメラではその姿をとらえることはできず。

そして、カモメの群れ。

他にも、ヒヨドリやカモ、キジバト、ツグミやムクドリと出会いました。

 

この季節は河津桜と菜の花が満開。

そして桜の花びらを揺らす小鳥にも出会いました。

桜の花の蜜を吸うメジロです。

 

ウグイスよりも黄緑色で目の周りが白く縁取られているのが、メジロ。

文鳥よりも身体が小さく、花から花へ飛び回る姿が可愛らしかったです。

 

ソメイヨシノの季節までは、またひょっこり出会えるかなと思っています。

 

本当にここは小鳥の楽園でした。