四万六千日の功徳

 

 

東京浅草 浅草寺。

毎年7月10日、観音様に参拝すれば、四万六千日(しまんろくせんにち)つまり約126年分の功徳

があるといわれています。

 

浅草寺のご本尊は観世音菩薩さま。

古来より観音様とご縁のある日、縁日は毎月18日と伝承されてきましたが、室町時代以降

「欲日(功徳日)」と呼ばれる縁日が加えられ、その中でも7月10日は「千日詣」と呼ばれ

大勢の人々がお参りに訪れる特別な日とされてきました。

 

この7月10日の縁日では、薬草として評判であったほおずきが売られ「ほおずき市」と

呼ばれてきました。

現在でも、120軒ほどの露店が出され、2日間で55万人の人出、約10万鉢のほおずきが

売られるといいます。

 

腹掛け姿の売り子。

橙色に色づいたほおずき。

ぶら下げられた江戸風鈴。

 

江戸の夏の風物詩です。

 

どのお店も鉢植えは風鈴付きで2,500円。

その他にも枝ほおずきや、竹ひごにほおずきが1つついたもの、ほおずきの実だけ袋に

詰められたものが売られています。

 

江戸風鈴は花火の絵柄。

これから色づいていく様子が楽しめる鉢をひとつお願いして選んでもらいました。

 

たくさんの露店の売り子さんの中で私が勝手に選んだ、ミスほおずき。

かわいらしいうえに、所作が美しかったです。

 

 

今日7月10日の参拝で、四万六千日の功徳を得たのですが、来年は夜の暗がりのなかで

ほおずきの橙色を楽しみたいと思います。

 

 

ほおずき市は、毎年7月9日と10日。

午前6時から午後9時まで開堂。

ほおずきを購入する前に本堂へお参りし、参拝の際には合掌して「南無観世音菩薩」

(なむ かんぜおんぼさつ)とお唱えすると良いそうです。