八十八夜、新茶のはじまり vol.2

 

 

酸化止めした荒茶は、仕上げ工場で形を整えふるい分け、火を入れる。

「私以外には、触らせません。」

荒茶の状態に合わせて、茶師がひとりで温度設定や火入れの時間調整を行う。

新茶は新鮮な香りを残すため、あえてガスバーナーに火を点けない。

茶の香りや旨味を引き出すための火入れ作業は、茶師の腕にかかる。

 

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良い茶葉はツヤツヤして重みがあり、掴んだときに指にしっとりまとわりつく。

 

2016年、今年の新茶は稀に見る良い出来だと言う。

 

いつもあたりまえのように側にある「お茶」という存在に目を向け、1年無事に

過ごせたという喜びを感じながら、家族や友人と新茶を味わう。

そういった時間をたいせつにしていきたい。